たかが白い壁に映った光
映画館で映画を観ました
『モンスターハンター』という映画です
映画を観ることが好きです
映画のいいところは、面白くてもつまらなくても面白いところです
面白ければなぜ面白かったのか考え
つまらなければなぜつまらなかったのか、そしてどうすれば面白くなるのか考えます
どちらも、とてもとても面白いです
でも、どちらも楽しめない映画が稀にあります
『モンスターハンター』がその一つです
この映画は、どうしても救うことができませんでした
たぶん何かのまちがいでこの世界に出現してしまったのでしょう
まるで唐突に怪獣の世界に迷いこんだ主人公のように
別に構いません
映画なんてしょせん、白い壁に映ったただの光なのですから
知能ある生き物が光に意味を見出しているだけです
もっとも、この記事も7OOバイトのデータと液晶の光点の集合に過ぎません
Null.